こじかキッチン 利用規約
「こじかキッチン」の名義で許可された「飲食業営業許可証」を使用して飲食業を、または「菓子製造業許可証」を使用して菓子製造業を営むにあたり、以下の規約を遵守し、安全に営業することを誓約していただきます。
本規約について
- 本規約の内容は予告なく変更される場合があります。変更する際は、変更後の利⽤規約の内容を、本サービスのウェブサイトまたは本サービスの会員向けウェブサイトに掲示した時点、または管理者が指定した期⽇から有効となります。
利用に先立って
- 本施設を利用するにあたっては、会員登録を行い、施設利用契約を締結する必要があります。会員登録の前には面談を行い、営業の内容等を確認します。面談の結果や営業の内容等によっては本施設の利用をお断りする場合があります。
- 会員登録できるのは、高校生を除く18歳以上の個人、または法人とします。
- 会員登録にあたっては、「食品衛生責任者」、または「調理師」等の食品衛生責任者に準じる資格を有することを条件とします。
- 契約にあたっては、顔写真付きの身分証明証の写し、および食品衛生責任者の養成講習受講修了証または資格の免許証等の写しを提出していただきます。また、初期登録料として10,000円をお支払いいただきます。
- ただしホームパーティーでの利用など営利目的ではない場合や、客席のみを利用し飲食物を提供しない場合は、食品衛生責任者の資格は不要です(身分証明証の写しの提出は必要です)。
- 営業での利用を目的として本施設以外で仕込んだ食品を持ち込む場合は、仕込み場所の飲食店営業等の許可証の写しも提出していただきます。
- 契約の前に一度だけトライアル利用をすることができます。
- トライアル利用は使い勝手の確認等を目的とし、飲食店営業許可が必要な営業や、製造した菓子類の販売はできません。
- 営業に先立って、本キッチンが定める「衛生管理計画」を確認し、これを遵守してください。
- 食中毒が発生した場合の責任は本施設の管理者が負いますが、食中毒の原因となった会員に対し発生した損害の賠償を求めることがあります。
- 本施設はシェアキッチンであり、他の会員に起因する営業停止等が発生した場合は、本施設全体が利用できなくなることにあらかじめ同意するものとします。
- 契約時に申告した営業の内容に変更がある場合は、必ず事前にご相談ください。一時的な変更についても同様です。
- 会員の情報に変更があった場合は速やかにお申し出ください。
会員の種別
- 会員には「月額会員」と「一般会員」があります。それぞれの利用料金については別途定めます。
- 月額会員については、最低契約期間を3ヶ月とします。
- 最低契約期間中は、下位のプラン(固定料金が安価なプラン)に変更したり、一般会員に切り替えたりすることはできません。上位プランへの変更は可能です。
予約と利用時間
- 本施設を利用するにあたっては、あらかじめ利用時間を指定して予約してください。予約は原則として正時(00分)または30分からの1時間単位です。
- 原則として、月額会員は3ヶ月先の月末まで、一般会員は翌月末までの予約が可能です。
- 毎月決まった曜日に利用する月額会員は、希望により自動で予約することができます。
- マルシェ出店が決定しているなどの理由により上記予約可能時期よりも先の日程を予約したい場合は、特例として予約時点で予約当日分の支払いを行うことにより予約可能とします。このとき、利用者は特例を適用したい事情を証明する書類・メール等を提出しなければなりません。また、本特例による予約日が通常の予約可能期間になるまで、本特例による追加の予約はできません(本特例による予約日が、月額会員は3ヶ月先の月末、一般会員は翌月末に含まれるようになれば、新たな特例での予約が可能となります)。なお、他の利用者が前項の自動予約の対象としている日程と重複する場合は、該当する利用者と協議のうえ決定するものとします。
- 予約の際は、前後の予約と1時間以上の間隔を空ける必要があります(既に存在する別会員の予約と連続する時間帯を予約することはできません)。
- 「清掃が行き届かないまま次の利用者に引き継ぐ」ことがないようにするためのルールです。
- 客席のみを利用し飲食物を提供しない場合を除きます。
- 利用時間を延長したい場合は、予約終了時刻までにその旨をご連絡ください。延長後の終了時刻から1時間以上の空きがある場合に限り、延長を認めます。
- 原則として予約終了時刻までにすべての⽚付け・清掃・搬出を終えて退室してください。ただし、清掃が不十分なまま退室することはできません。必ず清掃を終えてから退室してください。清掃のために利用時間を延長する場合は、管理者に連絡してください。このとき、退室まで30分単位で追加料金をお支払いいただきます。
- 清掃が不十分なまま退室された場合、その程度に応じて2,000〜5,000円の清掃料金をお支払いいただきます。清掃が不十分だったことにより後続の利用者に悪影響が発生した場合は、左記の金額に加えて損害の実費を請求します。
- 清掃が不十分なままの退室が繰り返されたり、後続の利用者に悪影響を生じさせた場合は、以後の利用をお断りする場合があります。
利用料金
- 飲食店営業
- 月額会員の利用料金は次の通りです。
- 5,000円プラン:固定料金の 5,000円に毎月 5時間までの利用料を含む。以降は1時間につき1,200円の追加料金
- 10,000円プラン:固定料金の10,000円に毎月10時間までの利用料を含む。以降は1時間につき1,100円の追加料金
- 20,000円プラン:固定料金の20,000円に毎月20時間までの利用料を含む。以降は1時間につき1,000円の追加料金
- 一般会員(スポット利用)の利用料金は次の通りです。
- 1時間につき1,500円(最低利用時間:3時間)
- 月額会員の利用料金は次の通りです。
- 菓子製造
- 月額会員の利用料金は次の通りです。
- 4,000円プラン:固定料金の 4,000円に毎月 5時間までの利用料を含む。以降は1時間につき800円の追加料金
- 8,000円プラン:固定料金の 8,000円に毎月10時間までの利用料を含む。以降は1時間につき700円の追加料金
- 16,000円プラン:固定料金の16,000円に毎月20時間までの利用料を含む。以降は1時間につき600円の追加料金
- 一般会員(スポット利用)の利用料金は次の通りです。
- 1時間につき1,000円(最低利用時間:3時間)
- 月額会員の利用料金は次の通りです。
- 利用料金とは別に、消耗品代として1時間の利用につき50円をいただきます。
- 利用料金を支払うことにより、会員は本施設および本施設内の設備、調理器具、電源、客席を利⽤できます。
- 飲食店営業と菓子製造では利用可能なスペースが異なります。
- トライアル利用は、飲食は1時間1,000円、菓子製造は1時間600円です。
- 月額会員の固定料金は当月10日まで、月額会員の追加料金および一般会員の利用料金は利用翌月の10日(当日が金融機関の休日にあたる場合は翌営業日)までに指定の方法で支払うものとします。
- 本規約に反すると本キッチンが判断し利用の中止を求めた場合も、既に支払われた利用料金の返金はなく、既に発生している利用料金は支払う必要があります。
- 月額会員は、月内における利用時間が固定料金に含まれる利用可能時間に満たない場合であっても、利用料金の返金や翌月への繰越はありません。
- 例外として、台風による悪天候など自己都合以外のキャンセルにより利用可能時間に達しなくなった場合で、以下のすべての条件に該当する場合は、残り時間またはキャンセルした予約時間のいずれか短いほうを上限として翌月に繰り越せるものとします。ただし、繰り越した時間が使用できるのはキャンセルした予約日から30日以内とし、再度の繰り越しはできないものとします。
- 利用者本人が事前にキャンセルを申し出ている
- 自己都合以外のキャンセルであることに当キッチンが合意している
- 同月内での振り替えが困難であると合理的に認められる
- 翌月も当月と同じまたは上位プランの月額会員である
- 例外として、台風による悪天候など自己都合以外のキャンセルにより利用可能時間に達しなくなった場合で、以下のすべての条件に該当する場合は、残り時間またはキャンセルした予約時間のいずれか短いほうを上限として翌月に繰り越せるものとします。ただし、繰り越した時間が使用できるのはキャンセルした予約日から30日以内とし、再度の繰り越しはできないものとします。
- 会員が本施設を予約せずに、または予約した時間以外に利⽤した場合、利⽤時間に相当する利⽤料金の2倍の金額を請求します。
キャンセル料
- 会員が予約をキャンセルした場合、キャンセルを申し出た時期によって以下のキャンセル料を請求します。
- 7日前~1日前:50%
- 当日:100%
- キャンセル料が発生する期間であっても、地震・台風などの天災や、やむを得ない事情があると当キッチンが認める場合は、キャンセル料を請求しません。キャンセルの必要性が生じた時点でご相談ください。
利用開始
- 事前に通知された方法で開錠し、施設内に入室します。
- 本キッチンが定める「衛生管理計画」に沿って始業前の確認等を行ってください。
- 本施設外から調理器具を持ち込む場合は、必ず洗浄消毒を行ってから使用してください。
- 前の使用者の清掃が不十分と認められる場合は本施設の管理者までご連絡ください。
- 感染症を発症している場合、感染症の恐れがある場合、嘔吐・発熱・下痢等の症状がある場合は、本施設に立ち入らないでください。
利用中
- 本キッチンが定める「衛生管理計画」に沿って作業を行い、必要に応じて確認作業や器具等の洗浄・消毒・殺菌を行ってください。
- 排水溝が詰まる恐れがあるものは流さないでください。
- 油を使⽤する場合は凝固剤等を使⽤して処分してください。
- 排水管の熱疲労破断を防ぐため、熱湯を流す際は必ず水を混ぜて流してください。
- 加熱調理中は必ず換気を⾏い、感染症対策としても適宜換気を行ってください。
- 魚介類等の生ものを扱う場合、処理作業は必ずシンク内のみで行い、汁やアラなどの臭いを床や壁等に付けないなどの最善の配慮をお願いします。
利用終了
- 使用した設備・調理器具・食器等は使用後よく洗浄し、キッチンペーパー等で清潔に乾燥させてください。作業台・流し台についてはアルコール消毒を行ってください。詳しくは「清掃マニュアル」をご確認ください。
- 本キッチンが定める「衛生管理計画」に沿って業務終了後の点検等を行ってください。
- 清掃終了後に本施設内の指定された場所の写真を撮影し、利用終了連絡フォームから送信してください。なお、利用開始後の初回については原則として管理者による点検を行ないます。
- 管理者が在室している場合を除き、事前に通知された方法で必ず施錠してから退室してください。
- 本施設の利用において出たゴミは原則としてすべてお持ち帰りください。本施設での処分を希望される場合や、残置されたゴミがある場合は、その重量・体積等に応じて処分料(2,000円〜)を請求します。
物品の持ち込み
- 会員は、食材のほか、本施設での営業上必要な調理器具、食器等を持ち込むことができます。
- 月額会員は、本施設内の所定の場所に調理器具、食器、一部の食材・調味料・酒類等を保管することができます。保管にあたっては、施錠可能な保管容器を会員側で用意し、保管容器ごとに所有者がわかるような表示をしてください。なお、3辺合計160cmあたり500円の保管料が発生します。
- 会員は、前号に該当する場合を除き、本施設の利用において発生した廃棄物および持ち込まれた調理器具・食器・調味料、余った食材・食品等、持ち込まれた物品はすべて持ち帰るものとします。持ち帰らなかった物品を本施設で保管していた場合、または本施設側でこれを処分した場合は、その重量・体積等に応じて保管料(1,000円〜)または処分料(2,000円〜)を請求します。
損害賠償
- 会員が本規約に違反し、または不正な⾏為により、本キッチンに直接または間接を問わず損害(弁護⼠等への費⽤や休業に伴う機会損失を含みます)を与えた場合、会員は自らの費⽤と責任において、その損害のすべてを賠償するものとします。
- 会員が本施設にて提供した飲食物または製品の販売をした結果、食中毒や異物混入等が発生し、本施設のシェアキッチンが営業停⽌などの罰則を受けた場合、その間に当社に生じた損害については、会員に損害賠償請求を⾏うものとします。会員は販売商品等の速やかな回収に努め、保健所の指導のもと、必要な作業にはすべて協⼒するものとします。
- 本キッチンが本規約に基づき会員に損害賠償責任を負う場合、本キッチンは、会員に直接生じたもののうち、通常生ずべき損害についてのみこれを賠償するものとします。
注意事項
- 本施設にて製造・提供・販売する商品およびサービスの品質は、すべて会員が自己の責任において担保してください。
- 持ち込んだ調理器具の消費電力が大きかった場合や、照明・エアコン等の消し忘れ、水栓の締め忘れ等により電気料金・水道料金等が高額になった場合は、一部負担金や損害賠償を請求する場合があります。
- 保健所の⽴ち入り検査を受ける場合は、事前に本施設の管理者へご連絡ください。
- 会員が所有する私物等は自己の責任において管理してください。紛失、盗難、破損、汚損または汚染等の損害が生じても、本施設は一切の責任を負わないものとします。また、来場者の私物等についても同様とします。
- 本施設および本施設内の設備(外壁・看板・駐車場等、屋外の設備を含みます)、調理器具、食器等の破損・汚損・紛失等は、原状回復のための費用を全額負担するものとします。また、原状回復のために営業できない期間が生じた場合は、休業に伴う損害賠償を請求する場合があります。
- 本施設の建物内は全面禁煙です。また、建物外であっても本施設の敷地内における喫煙は、本施設の利用者・来場者および近隣の店舗・住民・通行人等の迷惑にならないよう配慮してください。
- 運転者、未成年者の飲酒は法律で禁⽌されています。会員の責任のもと管理してください。
- 本施設では、防犯カメラによる監視・録画をする場合があります。会員はこれをあらかじめ承諾し、必要に応じて来場者へ通知したうえで、本施設を利⽤するものとします。
- 来場者数が本施設を安全に利用できる範囲を超えると判断した場合は、本施設の利用を中止していただく場合があります。
- 本施設内での事故・けが・盗難等や来場者とのトラブルは、本施設に重大な過失がある場合を除き、本施設では⼀切の責任を負いません。会員は熱機器・刃物等の取扱いに十分注意するとともに、必要に応じて各自で保険等に加入してください。
- 会員の本施設および本施設を利用するためのサービス(予約システム等)の利⽤または利⽤不能(本サービスの提供中断、提供停⽌その他遅延等を含みます)による損害等については、本施設の重⼤な過失に基づく場合を除き、⼀切の責任を負いません。
- 本施設を利⽤中に地震・火災等の災害が発生した際には、自己の責任において、来場者らを含めて建物の外部に速やかに避難し、⾝体を保全してください。
- 火災の場合は消防署に通報するとともに、消火器等で初期消火を試みてください。通報前に消火できたとみられる場合も、消防署に通報して完全に消火できているかの確認を受けてください(キッチンにある粉末消火器は内部にまで浸透しないため、火が見えなくなっても完全には消火できていない可能性があります)。また、安全が確保できた後に管理者へ連絡してください。
- コンロの周辺には紙・布・ビニール類などの燃えやすいものを置かないでください。また、コンロを使用する際は衣服の袖・裾などに炎が当たらないよう注意してください(化学繊維は避けたほうが無難です)。特に、ふだんIH調理器具を使用している方はご注意ください。
- 本施設外で販売する菓子等を製造する場合は、必ず食品表示ラベルを貼付してください。また、ラベルには「製造者」として本施設の住所および責任者の氏名、「販売者」として利用者の住所および氏名を記載し、販売開始前にラベルのサンプルを当キッチンに提出し承諾を受けてください。承諾のない状態で商品を販売することはできません。
- その他、本施設の利用に際しては本施設の管理者の指示に従ってください。
禁止事項
- 深夜時間帯(午前0時〜午前6時)に営業することはできません。
- 仕込みや菓子製造は可能です。
- 風俗営業許可が必要な接待行為(歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなす行為)を伴う営業はできません。
- 大量の油や汚れが飛散する調理、⼤量の煙や強い臭いが出る調理、残臭の強い調理は禁⽌します。
- 未就学児童および作業に加わらない就学児童の厨房への⽴ち入りは禁⽌します。
- 本施設で許可を得ていない以下の業務は禁止します。
- 調理の機能を有する自動販売・食肉販売業・魚介類販売業・魚介類競り売り業・集乳業・乳処理業・特別牛乳搾取処理業・食肉処理業・食品の放射線照射業・アイスクリーム類製造業・乳製品製造業・清涼飲料水製造業・食肉製品製造業・水産製品製造業・氷雪製造業・液卵製造業・食用油脂製造業・みそ又はしょうゆ製造業・酒類製造業・豆腐製造業・納豆製造業・麺類製造業・そうざい製造業・複合型そうざい製造業・冷凍食品製造業・複合型冷凍食品製造業・漬物製造業・密封包装食品製造業・食品の小分け業・添加物製造業
- 生肉の提供
- フグの調理
- 本施設での営業に際して、飲食店営業等の許可が必要な食品を、当該の許可を取得していない施設で仕込んだり製造したりして持ち込むことはできません。第三者から譲渡されたり購入したりした場合も同様です。
- 本施設の消耗品を必要以上に消費したり、持ち帰ったりしないでください。
- 本施設内に釘・鋲・アンカー等を打ったり、許可なく糊・強粘着テープ等を張ったりすることはできません。
- 本施設の客席に、盲導⽝・聴導⽝・介助⽝を除く動物を入場させることはできません。また、厨房には盲導⽝・聴導⽝・介助⽝を含め一切の動物の立入を禁止します。
- 本施設内に二輪車を持ち込んだり、第三者に持ち込ませたりすることはできません。
- 利用者が同一の場合を除き、菓子製造スペースと飲食店営業用の厨房を同時に使用することはできません。
- 利用者が同一の場合であっても、菓子製造と飲食店の営業、または菓子製造とその販売(イートインを含む)を同時に行なうことはできません。飲食店の営業中に、その営業の中で提供する菓子類を製造する目的で菓子製造スペースを使用することはできますが、テイクアウト用など菓子製造業許可が必要な菓子製造はできません。
- 本施設で製造していない食品について、本施設で製造したかのような宣伝・表示をすることはできません。
- その他、施設利用契約における禁止事項や契約解除事項に該当する行為は禁止です。